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後片付けず“たき逃げ”・・・迷惑キャンプ客に不安の声(2021年4月5日)

後片付けず“たき逃げ”・・・迷惑キャンプ客に不安の声(2021年4月5日)

https://www.youtube.com/watch?v=OCJzmKEKNRQ

春休み最後の週末になりました。コロナ禍でも密集を避けられるということで、各地のキャンプ場が多くの人でにぎわいました。ただ、たき火をして後片付けをしないで帰る“たき逃げ”というマナー違反が相次いでいて、近隣の住民からは「火事につながりかねない」と不安の声が上がっています。

■後片付けせず“たき逃げ”・・・迷惑キャンプ客

3日の神奈川県愛川町。この週末、多くのキャンプ客が殺到していました。
都心から近く、手軽にキャンプやバーベキューができる河川敷として人気のスポットです。
「川崎」ナンバー、「横浜」ナンバー、「足立」ナンバーなどの車が止められていました。

地元商店の女性は「コロナの影響もあって、家の中にいるよりは、川に行ったほうが広いというか、心配ないのでは」と話します。

空前のキャンプブームの影で、“たき逃げ”が深刻な問題となっています。
片付けをしていた男性が、テントを畳んで車に乗り込むと、かまどを置き去りにしたまま、帰っていきました。
石を積み上げたかまどには、灰や燃えカスが、残されたまま。「たき火をした後、片付けずに帰る」通称“たき逃げ”が相次いでいます。
中には、釘など金属も混じっていて、気付かず踏めばけがの危険も。燃えカスも大量に残されたままで、環境への影響が懸念されています。

相次ぐ“たき逃げ”行為。迷惑キャンプ客の、信じられない行動は他にも。
直火が禁止されているなか、器も燃やして勢いよく火が上がっています。すべてここで燃やして、処分して帰ろうということでしょうか。

河川敷では、直接、地面で火をおこす行為は飛び火する可能性があるため禁止されていますが、周辺では今年に入って頻繁に火の手が上がっているといいます。

近隣住民:「5回ぐらい、今年になって。その度に警察も消防も来て、皆、大変。ここからその辺が燃えた時は、もうすごい(火の手が)上がった」
近隣住民:「ここら辺まで1回燃えて、河原の雑草火災で荒れたって聞いた」
近隣住民:「直に(たき火を)やるじゃない、だからそれが移って火事になってね」

近隣住民は、枯草に燃え移ったたき火が、いつか大きな火事につながるのではと不安を訴えます。

禁止されているにもかかわらず、直火で調理を行う迷惑キャンプ客は後を絶ちません。
楽しそうに談笑するその後ろで、燃え盛るたき火。誰も目を向けていない、かまどの周囲には枯草が茂っています。
勢いを強めるためか、ガスバーナーで火を付け続ける男性。赤々と燃える炎の中に、次から次へ手当たり次第に燃えそうな物を放り込みます。
炎の中に入れた紙を、芝生の上に戻す、危険な行為もみられました。

リポーター:「上で見てたら、ここで、直火で・・・」
直火でたき火をするグループ:「これ、ダメなの?」
リポーター:「神奈川県がダメと言っていて、危ないなと思ったのでお声掛けしました」
直火でたき火をするグループ:「ありがとうございます。ああそうか、直火がダメっていうことか」

禁止されている事を知らなかったというグループ。燃え盛る炎を消そうと、トングで叩くと、大きく火の粉が舞い散ります。

直火でたき火をするグループ:「(初めからたき火用に)石が置いてあるんだっていう感じで、(禁止だと)分からないんだ」

“たき逃げ”されたかまどの跡を見て、ここでたき火をしても良いと思ったといいます。その後、火のついたまきを撤去しました。

一部の客の迷惑行為に、他のキャンプ客は・・・。
ルールを守るキャンプ客:「火の始末とかは一番大事なんじゃないかって思います。最低限のマナーですよね。こういう『たき火台』を使わないで、直火でやられている人とか、次回から(たき火台を)使っていってもらえればいいんじゃないですかね」

安全のため、地面に防火シートを敷き、たき火台を使うのがマナーだと言います。

地元消防も警戒を呼び掛けています。
愛川町消防本部・岩澤浩和消防課長:「直火でやると危険が大変伴います。周囲に枯草等があれば火災の原因になりますから、直火でのバーベキュー等は避けて頂ければと思います」

■なぜ1人?“ソロキャンプ”満喫する人たち

埼玉県越生町に3月にオープンした日本初、おひとり様限定のキャンプ場「ニューサンピア埼玉おごせ」では、3日、1人でキャンプを楽しむ人たちの姿が見られました。

ソロキャンプ客:「1人キャンプだとディスタンス保てる。静かな所でひっそりとやりたい。すごいマッチしてる」
ソロキャンプ客:「楽ですよね。そこが一番ソロキャンプやる理由。自分の時間を自分で使える」

年末から頻繁にソロキャンプをするようになったと話す男性。1人の時間を満喫するため、道具にはこだわりも。

ソロキャンプ客:「これナイフ、調理用の。1万2000円くらい。これ結構高い。やっぱり刃物系は高くないと、鋼材の性能が違うんで。高いやつは、なかなか刃が鈍らにならない、ずっとスパスパ切れる」「このコーヒー器具。このコーヒーいれるアメリカ製の。味のばらつきがない。これ以外、いい味のコーヒーが飲めるのは、なかなかない」「これ全部で、20万とか。おじさんなんで、お金いくらでも使えるんで」

ソロキャンプ場で昼食を一緒に取る2人の男性がいました。

ソロキャンプ客:「(Q.元々、お知り合い?)はい。示し合わせて別々で来て、別々でテント張って」

夜になると、隣にいる仲間に焼けた肉をおすそ分け。その後は、別々に過ごしています。

ソロキャンプ客:「1人でやる時もあれば、一緒にやる場合もある。
[テレ朝news]

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