九州の高山に自生するツツジの一種、ミヤマキリシマ(深山霧島)。
火山活動によって生態系が撹乱された山肌で優先種として生存できる花で、毎年初夏になると山一面を桃色や薄紫色に染めてくれます。
5月中旬ごろ、ぼんやりスマホを眺めていると、阿蘇の仙酔峡(せんすいきょう)でミヤマキリシマが見頃を迎えたとの記事が目に飛び込んできました。
例年よりも梅雨入りが早い今年。このタイミングを逃すと来年まで見られないかも…でも、今日は天気あんまり良くなかったような…
スマホをフリックして天気予報をチェックすると……やはり午後から次第に下り坂に向かうようです。
どうしたものかな…悩みつつ窓の外に目をやると、少しだけ晴れ間がのぞいていました。
…行くだけ行ってみよう。
急いで撮影機材や雨具をシートバッグに押し込んで、CT125・ハンターカブに飛び乗り仙酔峡へ。
快晴の青空とミヤマキリシマ、とはいきませんでしたが、幸いにも天気が崩れることなく、満開のツツジを楽しむことができました。
仙酔峡は「あまりの花の美しさに仙人も酔う」という由来を持ち、その名の通り桃源郷のような雰囲気の峡谷でした。
ミヤマキリシマの美しさ・華やかさはもちろん素晴らしかったんですが、それとは対象的に、眼前に高岳のゴツゴツとした山肌が立ちはだかっていて、迫りくる阿蘇の荒々しい風景もまた印象的でした。
道中必ず通ることになる「仙酔峡道路」も走りごたえのある快走路で、特に仙酔峡から帰る下りでは、阿蘇へダイブしていくかのような感覚を体験できます。
ミヤマキリシマのシーズンは例年5月中旬~6月上旬ですが、仙酔峡に至る道をドライブするだけでも非常に爽快感を得られる魅力的なスポットだと思います。
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阿蘇のお花見ツーリング第一弾(一心行の大桜、高森峠の千本桜)▼
チャプター▼
0:00 opening
0:34 水分補給
0:42 ミヤマキリシマについて
1:06 仙酔峡(せんすいきょう)について
2:13 暑い時期のツーリング
2:40 阿蘇は気持ちいい
4:48 仙酔峡通りへ
5:38 仙酔峡道路が素晴らしい
8:38 仙酔峡に到着
9:11 後編につづく
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