キャンプ場という非日常的な空間で研修やミーティングができる施設が奥浜名湖にオープンしました。新型コロナの影響を受ける観光に代わって、「オフィスとしての浜名湖」が注目されています。
＜寺田亘輝記者＞「浜名湖の湖畔にあり、果樹園にに囲まれたこの場所でキャンプをしながら仕事をする、新しいワークスタイルです」
＜説明するスタッフ＞「会議室から一緒に作っていく。普段関わりのない方のグループのほうがいいかも」
「キャンプ場」と「オフィス」を組み合わせた新しい施設、「キャンピングオフィス浜名湖」です。人気のアウトドアブランドの協力で、リゾート施設の一角に作られました。この日は不動産会社の社員10人が1泊2日で施設を体験しました。
＜参加者＞「ここに来た時に何かプラスアルファがないといけないんだよね」「この気温、この環境は、快適ではありますよね、家と会社ではできない快適さがありますよね」
豊かな自然と景色が魅力の浜名湖。全国でも有数の日照時間の長さを誇り、仕事をしながら遊ぶ「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた「ワーケーション」の場所として注目されています。
＜参加者＞「先端オフィスでやる会議とは違う目線で意見が出せる」「営業とかしてても出先といっても、高いビルが建ってるようなところばかりで、なかなか自然に触れ合う機会が少ないので、業務の話じゃない、ちょっとプラスアルファのことも話せたり、たまにはいいと思う」
新型コロナの打撃を受けた観光にかわる「キャンピングオフィス」の運営は施設側にとっても大きなメリットがあります。
＜東急ハーヴェストクラブ浜名湖 中澤康徳支配人＞「屋外で働く、新しい環境で働く、というのが、社員のモチベーションアップにつながっている。一番楽しいのは私たち（従業員）かもしれません」
＜スノーピークビジネスソリューションズ マーケティング戦略室 藤本洋介室長＞「湖畔でのキャンピングオフィスは全国で初めて。自然環境に左右される要素が多いが、日照時間が多いのはキャンピングオフィスとしてはメリットが大きい」
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