https://www.youtube.com/watch?v=E4QEOmvj_jo
新潟県佐渡市の小学校が防災を学ぶ1泊2日のキャンプを実施。いざという時にどう命を守るのか、児童は地域住民とともに学びました。
1日、佐渡市石花地区の集落内を歩いていたのは、高千小学校の児童たちです。
2012年には発達した低気圧の影響で高波が押し寄せ、建物被害も出たこの地域。
児童たちは地域住民とともに防災設備のほか、災害時に危険な場所を確認して回りました。
【ボランティア 服部公平さん】
「高波が来た場合、どこに避難すると命が助かるか学んでくれたかな」
その後、学校に戻った児童たちが牛乳パックや新聞紙を使い作ったのは、避難時に使える簡易的な食器です。
避難所生活を想定し食事をとったほか、夜には体育館に自分たちで非常用テントを設営。自宅とは違う避難生活を体感し、1日目を終えました。
2日目は地震による津波の発生を想定した避難訓練。自らの命を守るとともに、避難所にやってきた地域の人たちと避難所の運営を学びました。
2日間にわたるキャンプで、児童たちは災害時にとるべき行動をしっかり学んだようです。
【児童】
「もし災害が起こったときにしっかりと対応できるよう、色々なことが分かってよかった」
「歩けない人とかがいたら、助けてあげたい」
【佐渡市 防災管財課 中川英幸 主任】
「自分たちで災害時どうするか考えて、またきょう気付いた点も色々とあるかと思う。そういった部分がこれからの地域の防災力向上につながる」