各社がラインナップする250ccクラスのフルカウルモデル。それぞれ独自の味わいを持つが、スズキのGSX250Rが目指すのは快適性と実用性。攻め込んだアグレッシブなルックスから受ける印象とは異なり、低中速域で生み出される豊かなトルクのおかげでツーリングや日常使いを快適にこなしてくれる。まだ手に入るというユーロ5適応前のモデルを、テスターの大屋雄一氏に改めて試乗してもらった。
【’21 SUZUKI GSX250R/ABS】■水冷4スト並列2気筒SOHC2バルブ 248cc 24ps/8000rpm 2.2kg-m/6500rpm ■車重181kg シート高790mm 15L ■タイヤサイズF=110/80-17 R=140/70-17 ●色:パールグレッシャーホワイトNo.2×パールネブラーブラッククリスタルブルーメタリック×パールネブラーブラック パールネブラーブラック トリトンブルーメタリックNo.2 ●価格:56万9800円/58万1900円